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FX取引はレバレッジを利用した外国為替証拠金取引です。相場変動によって損失が元本を上回る可能性があります。スワップポイントは金利政策の変更により逆ザヤ(受け取りから支払いへの転換)が生じる場合があります。本記事は情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。
本記事の結論を先に:DMM FXのスワップポイントは主要FX会社の中で一定の水準を維持しています。
ただしスワップポイントは毎日変動し、金利政策次第で逆ザヤになるリスクがある点を踏まえたうえで、長期保有戦略の参考値として活用してください。
本文では実額シミュレーションで根拠を示します。
FXで長期保有を考えたとき、「スワップポイントで毎日利益が積み上がる」という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
実際、米ドル/円はアメリカの高金利政策を背景にスワップポイントを受け取れる代表的な通貨ペアです。
ただし「スワップだけで安定収入になる」というイメージは、実際のリスクを過小評価している可能性があります。
本記事では、DMM FXの米ドル/円スワップポイントについて、実額ベースでシミュレーションしながら、長期保有戦略の現実的な姿を整理していきます。
スプレッド比較や口コミ記事とは異なる切り口で、数字で見るスワップ運用の実態をお伝えします。
スワップポイントとは何か——FX長期保有の基礎知識

スワップポイントを理解するには、まず「金利差」の概念を把握する必要があります。
FX取引では、売買する2国間の政策金利の差が「スワップポイント」として毎日精算されます。
スワップポイントの仕組みと計算式
2026年5月時点で、米国の政策金利(FFレート)は日本の政策金利を大幅に上回っています。
米ドル/円を「買い(ロング)」で保有すると、金利の高い通貨(ドル)を持ち、金利の低い通貨(円)を借りている状態になるため、毎日スワップポイントを受け取ることができます。
| 用語 | 意味 | 米ドル/円ロングの場合 |
|---|---|---|
| スワップポイント(受け取り) | 金利の高い通貨を保有した際に受け取る金利差益 | 米ドル(高金利)を買い保有 → 毎日受け取り |
| スワップポイント(支払い) | 金利の低い通貨を保有した際に発生するコスト | 米ドル/円ショートの場合に発生 |
| 逆ザヤ | 買いポジションでもスワップを支払う状況 | 各国金利政策の変更で突然発生することがある |
※スワップポイントの方向(受け取り/支払い)は金利政策変更により変わります。2026年5月時点の状況をもとに説明しています。
スワップポイントの計算式
スワップポイントの計算方法は、以下の式が基本です。
スワップポイントの簡易計算式
1日のスワップ受取額 = スワップポイント(円/1万通貨)× 保有ロット数(1万通貨単位)
例:スワップポイントが70円/1万通貨の場合、10万通貨(10ロット)保有で
70円 × 10ロット = 700円/日
スワップポイントに影響する主な要因
スワップポイントは固定ではありません。
以下の要因で毎日変動します。
DMM FX 主要通貨ペアのスワップポイント参考値(2026年5月時点)
DMM FXで取扱う主要通貨ペアのスワップポイントを整理します。
以下の数値は2026年5月時点の参考値です。
スワップポイントは毎営業日変動するため、最新値は必ずDMM FX公式サイトで確認してください。
以下の数値はDMM FX公式の過去実績をもとに推定した参考値(2026年5月時点)です。実際のスワップポイントは毎日異なります。過去の実績は将来の受け取り額を保証するものではありません。
DMM FX 主要通貨ペアのスワップポイント参考値一覧
| 通貨ペア | 買いスワップ(参考値/1万通貨) | 売りスワップ(参考値/1万通貨) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 米ドル/円(USD/JPY) | 約70円程度 | 約-120円程度 | スワップ運用の代表的な通貨ペア |
| 豪ドル/円(AUD/JPY) | 約30円程度 | 約-80円程度 | 中長期保有で一定の受け取りあり |
| NZドル/円(NZD/JPY) | 約25円程度 | 約-75円程度 | 豪ドルに準じた傾向 |
| ユーロ/円(EUR/JPY) | 約20円程度 | 約-70円程度 | 欧州金利次第で変動 |
| 英ポンド/円(GBP/JPY) | 約25円程度 | 約-75円程度 | 英中銀の政策に依存 |
| 南アランド/円(ZAR/JPY) | 約5円程度 | 約-10円程度 | スワップは高めだが為替変動リスクも大 |
※上記は2026年5月時点の参考値(推定値)です。実際のスワップポイントは毎日異なります。正確な最新値はDMM FX公式サイトでご確認ください。
米ドル/円は、2022年以降のFRBによる利上げサイクルを背景に、スワップポイントを受け取れる代表的な通貨ペアとして注目されてきました。
ただし今後の利下げ局面や日銀の利上げが進む場合、スワップポイントが縮小する可能性があります。
米ドル/円 長期保有シミュレーション(1年・5年・10年)

ここが本記事の核心部分です。
DMM FXで米ドル/円を長期保有した場合、スワップポイントがどれだけ積み上がるかを実額でシミュレーションします。
以下はスワップポイントが現状の参考値(約70円/1万通貨/日)で一定である場合の試算です。
実際には毎日変動し、金利政策の転換で大きく変わる可能性があるため、あくまで参考値としてご確認ください。
以下のシミュレーションは、スワップポイントが70円/1万通貨/日で一定と仮定した試算です。実際には毎日変動し、金利政策の変更で逆ザヤになる場合もあります。また、為替変動による損益は含んでいません。これは利益を保証するものでも、投資を推奨するものでもありません。
保有規模別スワップ積み上げシミュレーション(USD/JPY買い)
| 保有規模 | 1日のスワップ(参考値) | 1年間の合計 | 5年間の合計 | 10年間の合計 |
|---|---|---|---|---|
| 1万通貨(1ロット) | 約70円 | 約25,550円 | 約127,750円 | 約255,500円 |
| 10万通貨(10ロット) | 約700円 | 約255,500円 | 約1,277,500円 | 約2,555,000円 |
| 100万通貨(100ロット) | 約7,000円 | 約2,555,000円 | 約12,775,000円 | 約25,550,000円 |
※スワップポイント70円/1万通貨/日(参考値)、365日/年で計算した試算値。実際のスワップポイントは毎日変動します。為替変動損益は含みません。将来の受け取り額を保証するものではありません。
必要証拠金の目安(2026年5月時点・レート150円想定)
スワップ運用を始めるにはポジションを維持するための証拠金が必要です。
DMM FXは最大25倍のレバレッジに対応していますが、過度なレバレッジはロスカット(強制決済)リスクを高めます。
| 保有規模 | 名目上の通貨価値 | レバレッジ25倍の場合の最低証拠金 | レバレッジ10倍の場合の証拠金(安定運用の目安) |
|---|---|---|---|
| 1万通貨 | 約150万円 | 約6万円 | 約15万円 |
| 10万通貨 | 約1,500万円 | 約60万円 | 約150万円 |
| 100万通貨 | 約1億5,000万円 | 約600万円 | 約1,500万円 |
※USD/JPY=150円で試算。FX取引は元本割れリスクがあり、相場変動により損失が証拠金を超える場合があります。
スワップ利回りシミュレーション(証拠金対比)
10万通貨・レバレッジ10倍(証拠金150万円)で運用した場合の利回りを試算します。
為替変動損益を除いたスワップのみの利回りです。
スワップ利回り試算(参考値)
年間スワップ収益(10万通貨) ÷ 必要証拠金(150万円) × 100
= 約255,500円 ÷ 1,500,000円 × 100
= 約17%(スワップのみの名目利回り)
※この利回りには為替変動損益が含まれていません。為替が逆方向に動けばスワップ収益を大幅に超える損失が発生します。
数字だけ見ると高利回りに見えますが、為替変動リスクが含まれていない点を忘れてはいけません。
米ドル/円が150円から130円に動いた場合、10万通貨で約200万円の為替損失が生じます。
スワップ積み上げ分(約25万円/年)では到底補えない損失規模です。
DMM FX vs 他社スワップポイント比較(2026年5月時点)
DMM FXのスワップポイントが他社と比べてどの水準にあるかを確認します。
以下は2026年5月時点の参考値で、各社の公式情報をもとに独自に整理したものです(独自比較基準:米ドル/円買いポジションの1万通貨あたりの1日スワップ)。
主要FX会社スワップポイント比較表(USD/JPY買い)
| FX会社 | USD/JPY買いスワップ(参考値) | 最低取引単位 | スプレッド(USD/JPY) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| DMM FX | 約70円/1万通貨 | 1万通貨 | 0.2銭 | スプレッドと口座開設の速さが特長 |
| GMOクリック証券 | 約65〜75円/1万通貨 | 1万通貨 | 0.2銭 | 手数料無料、ツールが充実 |
| 外為どっとコム | 約65〜70円/1万通貨 | 1,000通貨 | 0.2銭 | 少額から始められる |
| みんなのFX | 約70〜80円/1万通貨 | 1,000通貨 | 0.2銭 | スワップポイントの水準が高め |
| SBI FXトレード | 約60〜70円/1万通貨 | 1通貨 | 0.2銭 | 最小単位が小さく少額運用可能 |
※上記は2026年5月時点の参考値(推定値)です。実際のスワップポイントは毎日異なり、上記の順位や金額は変動します。投資判断の唯一の根拠にはしないでください。
スワップ以外の選定基準も重要です
スワップポイントの差は数円〜10円程度の場合が多く、長期では積み上がりますが、1日単位では大きな差ではありません。
口座選びではスワップ水準だけでなく、以下の要素も合わせて検討することを推奨します。
スワップ運用のリスクを正確に理解する

スワップポイントを積み上げる戦略は魅力的に見えますが、実際にはいくつかの深刻なリスクを伴います。
長期保有を検討する前に、これらのリスクを正確に把握してください。
理解不足のまま始めると、スワップ収益よりも大きな損失を抱えることになります。
スワップポイントは「固定収入」ではありません。金利政策の変更により突然減少・消滅・逆ザヤになります。また為替変動による損失は、数年分のスワップ収益を一瞬で消す可能性があります。
リスク1:逆ザヤリスク(金利変動リスク)
米ドル/円で買いスワップを受け取れているのは、現在米国金利が日本より高いためです。
しかし金融政策は変化します。
過去には、スワップポイントが大幅に縮小した局面も複数ありました。
| シナリオ | スワップへの影響 | 具体例 |
|---|---|---|
| FRBが利下げ継続 | スワップポイントが縮小 | 年100円→50円へ半減など |
| 日銀が利上げ継続 | 日米金利差が縮まりスワップ縮小 | 円高とスワップ減少の同時発生リスク |
| 極端な金利逆転 | 買いポジションでスワップを「支払う」逆ザヤ | 2012〜2015年頃の一部ペアで発生例 |
リスク2:為替変動リスク
スワップ運用で最も見落とされやすいのが、為替変動による損失です。
スワップポイントがどれだけ積み上がっても、為替が逆行すれば一瞬で消えます。
為替変動リスクの具体例
10万通貨を150円で買い保有した場合:
・スワップ積み上げ(1年・参考値):約255,500円
・USD/JPYが150円→140円に動いた場合の為替損失:約100万円
・スワップ収益で取り戻すには:約4年分が必要(金利が現状維持の場合)
リスク3:追証リスク(ロスカット)
証拠金維持率が一定水準を下回ると、ポジションが強制的に決済されます(ロスカット)。
ロスカットされるとスワップを受け取る前に損失が確定してしまうため、長期保有の前提が崩れます。
長期保有を続けるためには、ロスカットを回避することが最優先条件です。
リスク4:流動性リスクと事業者リスク
FX会社の経営状況が悪化した場合、ポジションや証拠金の安全性が損なわれるリスクもあります。
DMM FXの運営元である株式会社DMM.com証券は金融商品取引業者として規制を受けており、信託保全等の制度が整備されています。
ただし、信託保全があっても完全なリスクゼロではありません。
長期保有戦略3パターンの考え方

スワップ運用を実践する場合、個人のリスク許容度に応じて戦略を選ぶことが重要です。
以下は参考として3つのパターンを示します。
どのパターンが「正解」かはご自身の資産状況・投資目的・リスク許容度によって変わります。
パターン1:保守型(低レバレッジ・少ロット)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 保有規模 | 1万通貨〜3万通貨 |
| レバレッジ目安 | 2〜3倍(証拠金を余裕を持って確保) |
| 想定年間スワップ(参考値) | 約25,000円〜75,000円 |
| ロスカットへの耐性 | 高い(大幅な円高でも維持しやすい) |
| 向いている人 | FX初心者・スワップを副収入の補助として考える方 |
| 注意点 | スワップ絶対額は少ないため、短期で大きな成果は見込めない |
パターン2:標準型(中程度のレバレッジ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 保有規模 | 5万通貨〜20万通貨 |
| レバレッジ目安 | 5〜10倍 |
| 想定年間スワップ(参考値) | 約127,500円〜511,000円 |
| ロスカットへの耐性 | 中程度(定期的な証拠金管理が必要) |
| 向いている人 | 一定の投資経験があり、ポジション管理ができる方 |
| 注意点 | 為替変動・金利変動時の損失額が大きくなるため定期監視必須 |
パターン3:積極型(高ロット・高レバレッジ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 保有規模 | 50万通貨以上 |
| レバレッジ目安 | 10〜25倍 |
| 想定年間スワップ(参考値) | 約1,277,500円以上 |
| ロスカットへの耐性 | 低い(証拠金不足でロスカットリスクが常に存在) |
| 向いている人 | FX上級者・リスク管理の知識・経験が十分な方 |
| 注意点 | 元本を大幅に超える損失が生じる可能性があります。初心者には推奨しません |
DMM FXで口座開設する手順
スワップ運用を試してみたい方のために、DMM FXの口座開設手順を簡単に解説します。
最短即日で取引を開始できるスピード感が特長のひとつです。
口座開設の基本ステップ
口座開設に必要な書類
| 書類の種類 | 使用可能な書類の例 |
|---|---|
| 本人確認書類 | 運転免許証・マイナンバーカード・パスポート など |
| マイナンバー確認書類 | マイナンバーカード・マイナンバー記載の住民票 など |
※必要書類の詳細・最新条件は必ずDMM FX公式サイトでご確認ください。
口座開設時の注意点
口座開設は無料です。
口座維持費も発生しません。
ただし、FX取引を開始するには証拠金の入金が必要です。
スワップ運用を目的とする場合は、前述のシミュレーション内容を踏まえ、余裕を持った資金計画を立てることを強くお勧めします。
よくある質問(FAQ)
スワップポイントは「スワップポイント(円/1万通貨)× 保有ロット数」で計算できます。たとえばスワップポイントが70円/1万通貨の場合、10万通貨(10ロット)保有では1日あたり70円×10=700円が目安です。ただしスワップポイントは毎日変動するため、この計算式はあくまで参考値です。実際の受け取り額は翌日には変わる場合があります。
FX会社によって異なりますが、多くの会社では日本時間の深夜(0時〜3時頃)に精算・付与されます。DMM FXの具体的な付与時刻については、公式サイトの取引規約でご確認ください。付与のタイミングによっては、ポジションを保有する日数のカウントに注意が必要です。
FX市場は土日に休場となるため、週末分のスワップポイントは通常まとめて付与されます。多くのFX会社では週3日分(金曜・土曜・日曜相当)が水曜日または金曜日にまとめて計上されます。ただしFX会社によって取り扱いが異なるため、詳細は各社の取引規約でご確認ください。
あります。金利政策の変更によって、これまで受け取っていたスワップポイントが「支払い」に転じる逆ザヤが発生することがあります。FRBの利下げや日銀の利上げが進んだ場合、日米金利差が縮まりスワップポイントが減少・消滅・逆転する可能性があります。買いポジションを保有し続ける場合も、スワップポイントが毎日支払いになる可能性を念頭に置いてください。
為替変動はスワップ運用の最大リスクです。たとえば10万通貨を150円で買い保有した場合、USD/JPYが150円→140円に動くと約100万円の為替損失が生じます。1年間のスワップ収益(参考値:約25万円)では到底補えない規模です。スワップ収益だけに注目して為替変動リスクを軽視することは危険です。
はい、スワップポイントは雑所得として課税対象となります。FX取引全体の損益(売買損益+スワップ収益)を合算して申告する必要があります。年間のスワップ収益が一定額を超える場合は確定申告が必要です。詳細は税務署または税理士にご相談ください。
ご自身の資産状況・リスク許容度・投資目的に応じて選ぶことが基本です。FX初心者の場合は低レバレッジ・少ロットの保守型から始め、仕組みを理解しながら段階的に拡大していくアプローチを推奨します。積極型(高レバレッジ)は元本を超える損失が生じる可能性があるため、十分な知識と経験が必要です。必要に応じて専門家(ファイナンシャルアドバイザー等)への相談もご検討ください。
まとめ:DMM FXのスワップ運用を検討する前に確認すること
DMM FXの米ドル/円スワップポイントは、2026年5月時点の参考値として1万通貨あたり約70円程度です。
長期保有シミュレーションで見ると、一定の積み上がりが期待できる数字ではあります。
しかし本記事で繰り返し確認してきたように、スワップ運用にはリスクが伴います。
以下の点は必ず理解したうえで判断してください。
DMM FXはスプレッドの狭さ・口座開設の速さ・使いやすいツールで、FX取引の選択肢として検討に値するサービスです。
スワップ運用を目的とする場合も、まずは公式サイトで最新のスワップポイントを確認してください。
自分のリスク許容度に合ったポジションサイズから始めることをお勧めします。
本記事の情報は2026年5月時点のものです。
スワップポイント・スプレッド・取引条件は変更される場合があります。
最新の情報は必ずDMM FX公式サイトでご確認ください。
投資判断はご自身の責任において行ってください。