「米国株投資をしたいけど、選べる銘柄が少なくて自分の投資したい企業が見つからない…」
「次世代の成長が期待される欧州企業や中国企業にも投資したいけど、どの証券会社がいいのか分からない…」
「複数の証券口座を管理するのが面倒。できれば一つの口座で世界中の株式に投資したい…」
このような悩みをお持ちではありませんか?
結論から言うと、サクソバンク証券なら業界最多水準の11,000銘柄以上の外国株式にアクセスできます。米国株だけでなく、欧州株、中国本土、香港株まで単一口座で取引可能なため、真のグローバル分散投資を実現できるのです。
さらに、取引手数料は業界最低水準の0.033%〜0.088%(最低手数料1.1USD)と、アクティブなトレーダーにとって魅力的な水準です。特に米ドル口座を活用すれば、売買の都度の両替コストが完全無料になるメリットもあります。
この記事では、サクソバンク証券の米国株取引サービスの特徴やメリット・デメリット、他の証券会社との比較など、グローバルな株式投資を検討している方に必要な情報を徹底解説します。記事を読み終える頃には、あなたの投資スタイルに最適な証券会社を選ぶための判断材料が揃っているでしょう。
サクソバンク証券とは?基本情報と特徴
まずは、サクソバンク証券について基本的な情報を確認しておきましょう。
サクソバンク証券の主な特徴は以下の通りです:
- 業界最多水準の銘柄数:11,000銘柄以上の外国株式を取扱い
- グローバル展開:米国株だけでなく、欧州株、中国本土株、香港株にもアクセス可能
- 競争力のある手数料:0.033%〜0.088%の段階的な手数料体系
- 高機能な取引プラットフォーム:SaxoTraderGOとSaxoTraderPROを提供
- 取引手数料無料のCFD取引:米国株CFDは取引手数料が無料
- 配当金再投資サービス:国内口座で唯一のDRIPサービスを提供

サクソバンク証券が選ばれる5つの理由
数ある証券会社の中でサクソバンク証券が選ばれる理由を、詳しく見ていきましょう。
1. 圧倒的な銘柄数と幅広い市場アクセス
サクソバンク証券の最大の強みは、その圧倒的な取扱銘柄数です。
近年、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、そして新興のmoomoo証券やウィブル証券なども米国株の取扱銘柄数を大幅に増やしており(4,000〜7,000銘柄程度)、米国株の銘柄数だけを見れば、サクソバンク証券の優位性は以前ほど絶対的ではなくなっています。
しかし、米国株に加えて欧州株やその他のグローバル株式へのアクセスを重視する投資家にとっては、依然としてサクソバンク証券は非常に有力な選択肢です。
2. アクティブトレーダーに優しい段階的手数料体系
サクソバンク証券の手数料体系は、取引量の多いアクティブなトレーダーに特に有利に設計されています。
また、為替手数料についても工夫次第で大幅に節約できる可能性があります。
さらに、米国株式のCFD(差金決済取引)については、取引手数料が無料となっています。これは、CFD取引を主に行う投資家にとって明確なコストメリットとなります。

3. プロトレーダー仕様の取引プラットフォーム
サクソバンク証券は、独自の高機能取引プラットフォームを提供しています。
サクソバンク証券のプラットフォームは、多機能性とカスタマイズ性を重視する経験豊富なトレーダーや、複数の資産クラスを一つのプラットフォームで管理したいと考える投資家にとっては強力なツールとなり得ます。
SaxoTraderGOとSaxoTraderPROという2つの選択肢があることで、ある程度のユーザー層への対応は可能ですが、全体としては初心者向けのシンプルさよりもプロ向けの機能性を優先している印象を受けます。
4. オプション取引やCFD取引にも対応
サクソバンク証券では、一般的な株式取引に加えて、より高度な取引戦略を実現できるオプション取引やCFD取引にも対応しています。
オプション取引は、リスクヘッジや収益強化のための高度な投資戦略に活用できます。また、CFD取引は、現物株を保有せずに株価の変動を利用した取引が可能で、少ない資金でレバレッジをかけた取引ができるメリットがあります。

5. 特定口座対応と運用便利機能
サクソバンク証券は、日本の投資家に便利な機能も充実しています。
特定口座への対応は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などの主要な競合他社も提供している標準的な機能です。一方で、配当金再投資(DRIP)サービスは、サクソバンク証券の独自の強みとなっています。
サクソバンク証券と他の証券会社を徹底比較
サクソバンク証券の特徴をより明確にするため、主要な競合他社と比較してみましょう。
米国株取引 コスト効率比較
まずは、取引コストの面から比較してみます。
証券会社 | 標準取引手数料 | 最低手数料 | 為替手数料(円口座) | 為替手数料(米ドル口座) | NISA対応 |
---|---|---|---|---|---|
サクソバンク (クラシック) | 0.088% | $1.10 | 0.25% | 無料 | 非対応 |
サクソバンク (プラチナ) | 0.055% | $1.10 | 0.25% | 無料 | 非対応 |
サクソバンク (VIP) | 0.033% | $1.10 | 0.25% | 無料 | 非対応 |
SBI証券 | 0.495% (税込) | $0 | 無料 (0銭) | 無料 | 対応 |
楽天証券 | 0.495% (税込) | $0 | 無料 (0銭) | 無料 | 対応 |
マネックス証券 | 0.495% (税込) | $0 | 無料 (0銭) | 無料 | 対応 |
moomoo証券 | 0.132% (税込) | N/A | 要確認 | 要確認 | 対応 |
この比較から、サクソバンク証券は、特にプラチナやVIPステージの顧客が米ドル口座を利用する場合、大口取引において競合他社よりも低い手数料を実現できる可能性があることがわかります。
しかし、クラシックステージの顧客や、日本円口座を利用する顧客、特に少額取引を行う顧客にとっては、最低手数料0ドルかつ為替手数料無料のSBI証券、楽天証券、マネックス証券の方が有利になるケースが多いです。
サクソバンク証券の手数料が競争力を持つのは、以下のケースに限定されると考えられます:
1. 取引金額が大きく、最低手数料の影響が相対的に小さくなり、かつ手数料率の低さがメリットとなる場合(例:0.088% < 0.495%) 2. 米ドル口座を効果的に活用し、取引ごとの為替手数料(0.25%)を回避できる場合 3. プラチナ、VIPステージに到達し、さらに低い手数料率の恩恵を受けられる場合 4. 取引手数料無料のCFD取引を行う場合[/jin-iconbox02]
投資選択肢と市場アクセスの比較
次に、投資対象の多様性について比較します。
証券会社 | 米国株式数 | 米国ETF数 | 中国/香港株 | 欧州株 | オプション取引 |
---|---|---|---|---|---|
サクソバンク証券 | 6,000+ | ~320 | 2,500+ | 2,000+ | あり |
SBI証券 | ~4,500+ | ~480+ | あり | 限定的 | なし |
楽天証券 | ~5,100+ | ~480+ | あり | 限定的 | なし |
マネックス証券 | 5,000+ | ~480+ | あり | なし | なし |
moomoo証券 | ~7,000 | ~470+ | あり | 限定的 | あり |
サクソバンク証券は、米国株の取扱数においても依然としてトップクラスであり、特に欧州株やその他の多様なグローバル市場への統合的なアクセスにおいては、他の追随を許さないレベルにあります。
moomoo証券やウィブル証券は米国株の銘柄数でサクソバンク証券に匹敵、あるいは上回る場合もありますが、サクソバンク証券ほどの広範なグローバルカバレッジは通常提供していません。国内大手(SBI、楽天、マネックス)も米国株の選択肢は豊富ですが、グローバル展開の幅ではサクソバンク証券に及びません。

サクソバンク証券のメリット・デメリット総括
これまでの比較を踏まえ、サクソバンク証券の総合的なメリットとデメリットをまとめます。
・圧倒的な銘柄数と世界中の株式へのアクセス
・アクティブトレーダー向けの段階的な低手数料
・プロ仕様の高機能取引プラットフォーム
・取引手数料無料の株式CFD
・オプション取引対応で高度な戦略が可能
・配当金再投資(DRIP)サービスを提供
・NISA非対応
・最低手数料1.10ドルで少額取引には不利
・日本円口座利用時の0.25%為替手数料
・プラットフォームが初心者には複雑
・米ドル口座管理に注意が必要
・出金時に円への両替が必要
サクソバンク証券がおすすめの投資家タイプ
サクソバンク証券の強みと弱みを踏まえ、どのような投資家に特におすすめできるかを見ていきましょう。
一方で、以下のような投資家には他の証券会社の方が適している可能性があります:
- NISA口座での投資を最優先する投資家
- 少額からコツコツと投資を始めたい初心者
- シンプルな操作性を重視する投資家
- 日本円での取引を基本とし、為替コストを抑えたい投資家

サクソバンク証券の口座開設方法
サクソバンク証券を利用して世界中の株式に投資を始めるためには、まず口座開設が必要です。手順を詳しく見ていきましょう。
口座開設には以下の書類が必要です:
- 本人確認書類:有効期限内のパスポート、運転免許証、マイナンバーカードのいずれか
- 現住所確認書類:発行3ヶ月以内の公共料金の請求書、住民票、銀行取引明細書など
- マイナンバー確認書類:マイナンバー通知カード、マイナンバーカード、マイナンバー記載の住民票など
口座開設が完了したら、入金手続きを行い、実際の取引を開始できます。入金方法は、銀行振込が基本となります。
【サクソバンク証券】外国株式口座開設
サクソバンク証券の米国株取引術
サクソバンク証券を使った効果的な米国株投資の方法を紹介します。
1. 米ドル口座を活用したコスト削減
米ドル口座を効果的に活用するためのポイントは、取引頻度と取引金額のバランスを考慮することです。例えば、10,000ドル(約150万円)の取引を10回行う場合、日本円口座では取引ごとに0.25%の為替手数料が発生しますが、米ドル口座に一度資金を移動すれば、その後の取引では為替手数料が発生しません。
2. 配当金再投資(DRIP)でコンパウンド効果を狙う
DRIPの効果は長期間にわたって徐々に現れます。例えば、年利回り3%の配当を出す銘柄に10,000ドル投資した場合、30年後には単純計算で約24,000ドルになりますが、配当を再投資し続けると、複利効果により約40,000ドル以上になる可能性があります。
3. 欧州株や中国株を組み入れたグローバル分散投資
実際のポートフォリオ配分は、投資家の年齢、リスク許容度、投資目標、投資期間などによって調整する必要があります。グローバル分散投資の効果を最大限に引き出すためには、定期的なリバランスも重要です。

サクソバンク証券に関するよくある質問(FAQ)
最後に、サクソバンク証券についてよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
サクソバンク証券は、デンマークの大手金融グループであるサクソバンクA/Sが親会社であり、グローバルに展開する信頼性の高い証券会社です。日本法人のサクソバンク証券株式会社は金融商品取引業者として関東財務局長(金商)第239号の登録を受けており、日本投資者保護基金に加入しています。顧客資産は法令に基づき、信託銀行等で分別管理されているため、安全性は高いと言えます。
サクソバンク証券の口座開設に必要な最低入金額は5万円(または500ドル相当)です。ただし、実際に効果的な投資を行うためには、より多くの資金があった方が、分散投資やコスト効率の面で有利になります。特に米ドル口座を効果的に活用するためには、ある程度まとまった資金があると良いでしょう。
サクソバンク証券は2021年10月より、外国株式取引における特定口座に対応しています。特定口座(源泉徴収あり)を選択した場合、税金は自動的に源泉徴収されるため、基本的には確定申告は不要です。ただし、特定口座(源泉徴収なし)を選択した場合や、他の金融機関との損益通算を行いたい場合などは、確定申告が必要になります。
現在、サクソバンク証券ではNISA(少額投資非課税制度)は利用できません。NISAでの投資を検討している場合は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券など、NISA対応の証券会社を選択する必要があります。
サクソバンク証券の取引プラットフォームは、SaxoTraderGO(標準版)とSaxoTraderPRO(高機能版)の2種類があります。SaxoTraderGOは比較的シンプルな設計ですが、多機能であるため、投資初心者にとってはやや複雑に感じられる場合があります。ただし、無料のデモ口座を活用すれば、実際の資金を投入する前に操作に慣れることができます。
配当金は基本的に銘柄の取引通貨(主に米ドル)で口座に入金されます。特筆すべき点として、サクソバンク証券では国内口座で唯一となる配当金再投資(DRIP)サービスを提供しており、これを利用すると受取った配当金を自動的に同じ銘柄に再投資することができ、取引手数料も無料です。長期投資家にとって複利効果を享受できる魅力的なサービスと言えます。

まとめ:サクソバンク証券で世界の成長企業へ投資しよう
サクソバンク証券は、真のグローバル分散投資を実現したい投資家にとって、強力な選択肢と言えます。
世界中の成長企業に投資することで、リスクを分散しながら資産形成の可能性を広げてみませんか?サクソバンク証券の豊富な銘柄と効率的な取引環境が、あなたの投資の選択肢を大きく広げるでしょう。
【サクソバンク証券】外国株式口座開設