「エポスカードを検討しているけど、本当に自分に合っているの?」
「デメリットや注意点を知った上で申し込みたい」
「他のクレジットカードと比べて劣る点はある?」
このような疑問をお持ちではありませんか?
エポスカードは年会費永年無料でマルイでの10%OFF特典や全国10,000店舗以上の優待が魅力のクレジットカードです。しかし、他のカードと比較すると改善の余地がある点もあります。
この記事では、エポスカードの概要とメリットを簡単に紹介した上で、申し込む前に知っておくべきデメリットや注意点を徹底解説します。さらに、他の人気クレジットカードとの比較も行い、あなたにとって最適なカード選びをサポートします。
エポスカードとは?基本情報とメリット
エポスカードは、丸井グループが発行する年会費永年無料のクレジットカードです。まずは基本情報とメリットを簡単におさらいしましょう。
エポスカードの主なメリット
エポスカードには以下のようなメリットがあります:
- 年会費永年無料:維持費がかからず、長期的に利用できます
- マルイでの優待:年に複数回開催される「マルコとマルオの7日間」セールで10%OFFの特典があります
- 全国10,000店舗以上の優待:「エポトクプラザ」で飲食店やレジャー施設などの優待が受けられます
- 最短即日発行:マルイの店舗で申し込めば、審査通過後その日にカードを受け取れます
- 海外旅行傷害保険付き:利用付帯で最高3,000万円の補償があります
- 豊富なカードデザイン:様々なデザインから選択でき、オリジナルデザインも作れます
エポスカードの8つのデメリット・注意点
ここからが本題です。エポスカードを申し込む前に知っておくべき8つのデメリットや注意点を紹介します。
1. 基本ポイント還元率が低め
ポイント還元率を重視する方にとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。「エポスポイントUPサイト」を経由すればポイント還元率がアップしますが、日常的な買い物では基本還元率が適用されます。
2. マルイが近くにない地域では恩恵が少ない
エポスカードの最大の魅力は「マルコとマルオの7日間」での10%OFFをはじめとするマルイでの優待です。しかし、お住まいの地域にマルイの店舗がない場合、この大きなメリットを活用できません。
3. 海外旅行保険が利用付帯
エポスカードには海外旅行傷害保険が付帯していますが、これは「利用付帯」です。つまり、旅行代金をエポスカードで支払った場合に限り保険が適用されます。
4. 電子マネーへのチャージでポイント付与なし
近年、PayPayやLINE Pay、楽天ペイなどの電子マネーやQRコード決済サービスが普及していますが、エポスカードからこれらのサービスへチャージしてもポイントは付与されません。
5. 一部特典の利用には事前登録が必要
エポスカードのいくつかの特典や優待サービスは、事前に会員登録やエントリーが必要なものがあります。例えば、「エポスポイントUPサイト」を利用するには、エポスNet(会員サイト)への登録が必要です。
6. 通常利用でのポイント有効期限が短め
エポスカードで貯まるエポスポイントの有効期限は最長1年です。これは、他のクレジットカードポイントと比較すると若干短めの設定です。
7. 高還元率の対象店舗が限定的
エポスカードは、マルイでの買い物や「エポスポイントUPサイト」経由のオンラインショッピングでは高いポイント還元率を誇りますが、それ以外の日常使いでは基本還元率(0.5%)のみとなります。
8. 支払い方法の登録が必要
エポスカードの利用代金の支払いは、銀行口座からの引き落としか、マルイの店頭での現金払いのみとなっています。クレジットカードや電子マネーでの支払いはできません。
エポスカードと他社カードの比較
エポスカードと他の人気クレジットカードを比較してみましょう。自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶ参考にしてください。
カード名 | エポスカード | 楽天カード | 三井住友カード(NL) | イオンカード |
年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 |
基本還元率 | 0.5% | 1.0% | 0.5% | 0.5% |
高還元率の特徴 | マルイ10%OFF、エポスポイントUPサイト | 楽天市場3%以上 | 対象コンビニ・飲食店で最大7% | イオン対象店舗1%、毎月10日・20日に5%OFF |
発行スピード | 最短即日 | 約1週間 | 最短10秒(番号発行) | 最短5分(店頭) |
海外旅行保険 | 利用付帯 最高3,000万円 | 利用付帯 最高2,000万円 | 利用付帯 最高2,000万円 | なし |
ETCカード | 無料 | 550円/年(条件で無料) | 550円/年(条件で無料) | 無料 |
主なターゲット層 | マルイ利用者、若年層 | 楽天ユーザー、ポイント重視層 | コンビニ/外食利用者 | イオン利用者、主婦層 |
比較表からわかる通り、エポスカードはマルイ利用者や即日発行を求める方に特に適しています。一方、基本還元率や汎用的な高還元率を重視する方は、楽天カードや三井住友カード(NL)の方が合っているかもしれません。
こんな人にはエポスカードがおすすめ
デメリットを理解した上で、以下のような方にはエポスカードがおすすめです:
エポスカードのデメリットを補う活用法
エポスカードのデメリットを理解した上で、以下のような活用法で最大限のメリットを引き出しましょう。
エポスカードの最大の魅力は「マルコとマルオの7日間」での10%OFFです。大きな買い物やまとめ買いはこの期間に合わせることで、大きな節約につながります。事前にセール情報をチェックし、計画的に利用しましょう。
オンラインショッピングをする際は、必ず「エポスポイントUPサイト」を経由しましょう。通常の0.5%還元に加えて、最大30倍のポイントが付与されるため、ポイント還元率の低さをカバーできます。事前にエポスNetへの登録を忘れずに。
全国10,000店舗以上で利用できる「エポトクプラザ」の優待特典を活用しましょう。飲食店やレジャー施設、美容院などで割引が受けられます。お出かけ前にチェックする習慣をつけると、思わぬ特典に出会えるかもしれません。
年間50万円程度の利用で、年会費永年無料の「エポスゴールドカード」へのインビテーション(招待)が届く可能性があります。ゴールドカードになると、ポイントの有効期限が無期限になるほか、空港ラウンジサービスなどの特典も追加されます。
エポスカードに関するよくある質問
最後に、エポスカードに関するよくある質問とその回答をまとめました。
エポスカードは、一般的に審査基準が比較的柔軟であると言われています。初めてクレジットカードを作る方や学生、主婦の方でも申し込みやすいカードです。ただし、他のクレジットカード同様、申込者の信用情報や収入状況によって審査結果は異なります。安定した収入があれば、審査に通過しやすいでしょう。
はい、マルイの店舗内にあるエポスカードセンターで申し込むと、審査通過後、最短即日でカードを受け取ることができます。オンラインからの申し込みの場合は、審査通過後、約1週間程度で郵送されます。急いでカードが必要な場合は、店頭での申し込みがおすすめです。
はい、18歳以上の学生の方もエポスカードを申し込むことができます。アルバイトなどの収入がある場合は申し込み時に記入しましょう。学生の場合、利用限度額は低めに設定されることが多いですが、利用実績を積むことで限度額のアップが期待できます。
エポスポイントは、マルイでのお買い物の際の値引きとして使えるほか、商品券やマイルへの交換、提携ポイントへの移行も可能です。例えば、1ポイント=1円として利用できるため、5,000ポイントあれば5,000円分のお買い物ができます。期限内に利用することをお忘れなく。
まとめ:エポスカードは使い方次第で大きなメリットが得られる一枚
この記事では、エポスカードのデメリットや注意点を8つ紹介しました。基本ポイント還元率の低さやマルイが近くにない地域での恩恵の少なさなど、いくつかのデメリットはあるものの、使い方次第では大きなメリットを得られるカードであることがわかります。
エポスカードにご興味を持たれた方は、下記のリンクから詳細情報の確認や申し込みが可能です。マルイの店舗で申し込めば、最短即日発行も可能です。