「同じDMM証券だけど、口座は別々なのかな?」
DMM.com証券と聞くと、「ローラのCMでおなじみのDMM FX」を思い浮かべる人が多いですが、実は株式取引サービスの「DMM 株」も非常に人気があります。
「自分にはどっちが合っているんだろう?」
そう迷っているあなたに、編集長から一つ重要なアドバイスがあります。
特に「株を保有しながらFXもやりたい」という人には、他社にはない圧倒的なメリットがあります。
この記事では、DMM FXとDMM 株の基本的な違いから、知る人ぞ知る「株券を担保に現金0円でFXをする裏技」まで、わかりやすく解説します。
- 【違い】 「FX」は為替差益を狙う短期投資向き。「株」は配当や優待を狙う中長期投資向き。
- 【連携】 保有している「株」の70%相当額を「FXの証拠金」として使える(現金不要)。
- 【移動】 資金振替は手数料無料&リアルタイム反映。チャンスを逃さない。
Contents
まずは基本!「DMM FX」と「DMM 株」の決定的3つの違い
同じDMMグループの証券口座ですが、中身は全くの別物です。まずはスペックの違いを比較表で整理しましょう。
| 項目 | DMM FX | DMM 株 |
|---|---|---|
| 投資対象 | 外国為替(ドル円など) | 国内株・米国株 |
| 利益の狙い方 | 為替差益・スワップポイント | 値上がり益・配当金・優待 |
| レバレッジ | 最大25倍 | 最大約3.3倍(信用取引) |
| 取引時間 | 平日24時間 | 9:00〜15:00(国内株) |
| コスト | 取引手数料0円 | 55円〜(現物) |
1. 取引時間の違い:FXは「夜」に強い
サラリーマンにとって最大の壁は「時間」です。
「DMM 株」で扱う国内株式は、平日の9:00〜15:00しか取引できません。まさに仕事中の時間帯です。
一方、「DMM FX」は平日24時間取引可能です。しかも、為替市場が最も活発に動くのは、ロンドン市場やニューヨーク市場がオープンする夜21時〜深夜1時頃。仕事終わりの副業として取り組むなら、圧倒的にFXの方が有利です。
2. 資金効率の違い:FXは「少額」で大きく動かせる
「DMM FX」の最大の特徴はレバレッジ25倍です。
例えば、1ドル150円の時に1万通貨(150万円分)を取引する場合、DMM 株(現物)なら150万円の現金が必要ですが、DMM FXなら約6万円の証拠金で取引できます。
3. コストの違い:FXは手数料完全無料
DMM 株は取引ごとに手数料がかかりますが、DMM FXは取引手数料だけでなく、口座維持費や出金手数料もすべて0円です(コストはスプレッドのみ)。
頻繁に売買を繰り返しても手数料負けしにくいのがFXの強みです。
【裏技】連携メリット最大化!「DMMFX株券担保サービス」とは?
ここからが本題です。
DMM FXとDMM 株を両方口座開設することで使えるようになる「DMMFX株券担保サービス」。これが非常に強力です。
「現金0円」でFX取引ができる仕組み
通常、FXをするには現金を証拠金として入金する必要があります。
しかし、DMMFX株券担保サービスを使えば、DMM 株で保有している株式(国内現物株・ETF・REIT)の評価額の70%相当を、FXの証拠金として代用できます。
「配当金」と「為替差益」の二重取りが可能
このサービスの最大のメリットは、株を手放さなくて良いという点です。
つまり、株主としての権利はそのまま維持されます。
- 株のメリット: 配当金、株主優待、値上がり益は今まで通りもらえる
- FXのメリット: 代用した資金で、スワップポイントや為替差益を狙える
まさに「資産の有効活用」の極みです。
長期保有目的で眠らせている株があるなら、それを担保にFXでコツコツお小遣いを稼ぐ。これがDMMユーザーだけの特権です。
※両方の口座開設は無料です
資金移動もストレスフリー!「振替」の利便性
「FX」と「株」で口座が分かれていると、資金移動が面倒だと思っていませんか?
DMM.com証券内での資金振替は、驚くほどスムーズです。
手数料無料&原則24時間リアルタイム反映
DMM FX口座とDMM 株口座の間で資金を移動する場合、手数料は完全無料。しかもリアルタイムで反映されます。
銀行を経由する必要がないので、以下のような機動的な動きが可能です。
- 昼間: DMM 株でデイトレードをして利益確定。
- 夕方: 利益分をDMM FX口座へ即時振替。
- 夜間: その資金を使って、ロンドン市場のトレンドに乗ってFXトレード。
資金を遊ばせることなく、24時間フル稼働させることができるのも、総合証券会社であるDMMならではの強みです。
【FAQ】DMM FXとDMM 株の連携に関するよくある質問
はい、もらえます。株券担保サービスはあくまで株式の評価額をFXの証拠金として「計算上利用する」仕組みなので、株式の名義や所有権は変わりません。配当金も通常通り受け取れます。
はい、DMM.com証券の口座開設申し込み時に、FXと株(さらにCFDなど)を同時に申し込むことが可能です。本人確認書類の提出も1回で済むので、手間が省けておすすめです。
株価が下落すると、代用評価額(FXの証拠金として認められる額)も減少します。それによりFX側の証拠金維持率が低下し、最悪の場合はロスカット(強制決済)になるリスクがあります。担保にする場合は、レバレッジを低く抑えるなど余裕を持った資金管理が重要です。
まとめ:まずは「DMM FX」から始めて、将来的に連携を目指そう
DMM FXとDMM 株、それぞれの違いと連携メリットについて解説しました。
- DMM FX:少額から始められ、夜間も取引可能。キャッシュバック特典あり。
- DMM 株:中長期的な資産形成向き。株券担保サービスでFXの資金源にもなる。
- 連携技:株を持ったまま、現金0円でFXができる最強の資金効率を実現。
「まだ株を持っていない」「資金が少ない」という方は、まずは口座開設キャンペーンが充実している「DMM FX」からスタートするのがおすすめです。
最大30万円〜のキャッシュバック(※取引量による)を活用して資金を増やし、その資金で将来的に株を買う。そしてその株を担保にまたFXをする…。
この「わらしべ長者」のようなサイクルを作れるのが、DMMを選ぶ最大のメリットです。
まずは第一歩として、DMM FXの口座開設から始めてみませんか?

